2015/1/1UP


さらば カクダ

 サッカーJ1仙台の角田誠選手の川崎への移籍が先日、クラブから発表されました。「居心地はいいが、刺激が欲しかった」と仙台との契約年数を残して移籍を選んだ角田選手。残念ですが、プロ意識にあふれる熱血漢らしい決断と思います。「お願いして発表の翌日に急きょ、クラブハウスを訪ねました」とは「角田で角田誠選手を応援する会」の曽我代表。メンバー8人で角田選手に会い、餞別代わりに段ボール2箱分の角田産のプレミアム米や梅干し、秘伝豆を届けたそうです。角田選手を仙台に誘った手倉森元監督は会見で度々、「角田は核だ」と得意の駄じゃれを飛ばしていました。主将を務めた今季はけがの影響もあり、十分な成績を残せずじまい。さらなる向上を目指し、競争の厳しい環境を求めたのでしょう。「シーズン中の厳しい表情と違い、終始にこやかでした」と曽我代表。仙台に在籍した4年間の会の応援に「本当にありがとうございました」と丁寧に御礼を述べたそうです。贈り物の段ボール箱には「ベガルタ戦以外で頑張って」という会員のメッセージも。手加減してくれるかどうかは分かりませんが、新天地での活躍が楽しみです。