2026/3/1UP
決戦よもやま
真冬の超短期決戦となった衆議院選挙は、自民党の歴史的大勝で幕を閉じました。税制や外交などが新たな局面となりそうですが、圧倒的な数の利となる状況は責任も重くなります。これまでになく膨らんだ期待感が大きな失望に変わらぬよう、公約実行と確かな成果が求められそうです。
政治の世界は常在戦場―。とはいえ、突然の解散総選挙はさまざまな場面で影響を感じさせました。残念だったのは、丸森町で予定されていた国道349号山側別ルートの開通記念式典です。1月31日に関係者を招いて催行されることが決まっていましたが、主催する国が「出席者が減る可能性がある」として延期。明言はしていませんが、衆院選で来賓の国会議員らが来られなくなったためであることは明らかでした。
もちろん、式典はなくとも道路は予定通り開通しました。ですが「この日を心待ちにしていた」という地元の声がたくさんあっただけに肩すかし食った気分となりました。一大プロジェクトゆえに関係議員が出席することが一般的ですが、主役は地域に住まう住民たち。地域住民や町関係者など招いたささやかな形式でも良かったのではないでしょうか。
解散から戦後最短の16日間の選挙戦。新興政党や新人議員にとっては酷な環境だったと言えます。あるご仁は「支持率が高いというときに解散するっていうのは当然の常識」と話したようですが、解散権の行使の在り方も今後考える必要があるかもしれません。争点の一つとされた消費税も結局は大方の党が減税の方向とあっては、現政権でいいか否かだけの選挙だったように感じられます。
のど元過ぎればなんとやらではありませんが、悲しいかな、終わってしまうとそのような疑問も忘れ去られてしまうもの。気付けば、私も興味関心はミラノ・コルティナ冬季五輪へ…。ここは、連日の日本勢の活躍をエネルギーとして、自分のやるべきことを見失わずに仕事に向かいたいと思います。
